2013年12月25日水曜日

ヘレスのクリスマス

皆様Feliz Navidadクリスマス
初めて過ごすスペインでのクリスマス。こちらのクリスマスをご紹介します。
日本ではクリスマスツリーを飾りますが、こちらでは"ベレン"というキリスト誕生の
フィギュアをお家に飾ります。細かい造りで見ていて楽しいです(^^)
 
 
 
 

24日の夜は"Nochebuena"といい、家族が集まって食事をして
Villancico(クリスマスソング)を歌い,遅くまで過ごします。
クリスマスの伝統的な食べ物は七面鳥。
リンゴと一緒に180度のオーブンで1時間じっくり焼き上げるとのこと。
使うシェリーはオロロソ。味がしっかり中までしみていて、お、美味しい♡
昔は七面鳥を調理する前日の生きている七面鳥にアニス酒を飲ませていたそうです(◎o◎)!
 
 
 
 
 
そして、七面鳥の肝臓を使ったSopa de menudo con arroz.
こちらにもオロロソがたっぷり♡スープとご飯好きにはたまらない1品です(♡♡)
 
 
 
私は食事に招いていただいたお礼にカリフォルニアロールを作りました!
 
 
 
 
デザートはブッシュドノエル!↓
 
 
 
これも手作り。見た時本物の切り株かと思いました(笑)
芸術作品。日本ではケーキ類はデパートで買ってしまいますが、こちらの女性は
ちゃんとお家で手作りです。すごいですね!私にはぜったい無理(^_^;)
 
ヘレスには"Pestiño"↓という伝統的なクリスマスのお菓子があります。
 
 
 
フィノをたっぷり使ったソフトなかりんとうみたいな感じです。
最後にはちみつをかけます。初めて食べたのですが、とても美味しいですぅ!
 
そして、デザートが終わるとハードリカータイム!
深夜まで歌と会話が続きます。温かで素敵なクリスマスです。
 
 
  
因みにこの日の夜集まった人数は29人。すごい大家族!
お招きいただき感謝です。ありがとうございました。
 
ではでは、皆様楽しいクリスマスをクリスマス

2013年12月20日金曜日

オレンジの木

皆様こんにちは。
今日のヘレスは雨模様。今朝は朝から3時間ほどかけてボトリング。
私のお世話になっているボデガは、全て手作業。
ラベルも手書きです(^^)なかなか味があって私は手書きのラベルが大好きです。
中身はもちろん全て樽から抜きたてのシェリー。
数が多い時は結構大変です。
 
 
 
 
作業が終わっての帰り道、道を歩いていると大量のオレンジが!!
トラックの荷台にもぎっしりのってます。
 
 
 
 
ヘレスの街路樹にはオレンジの木が植えてあるのですが、
以前食べようとして(取りあえず何でも食べてみたいので(^^))
止められたことがり、一体どのようにどうするんだろうと思っていた次第で
ございます。このオレンジはマーマレードなどに加工されるそうです。
 
偶然に今日はボデガの裏のアパートの人がオレンジの収穫をしていて、
おすそ分けにありつけた次第でございます。
 
 
 
そして、市場でみつけた"Madroño"
 
 
 
 
 
 
 
 
kkk

2013年12月17日火曜日

さんぼんば!

皆様こんにちは。もうすぐクリスマス。
ヘレスの街はライトアップされ、とてもきれいです。
↓Plaza Arenalにあるツリーの中に入ってみると。うぉ〜!キレイですぅ!
 
 
 
さて、ヘレスには"サンボンバ"という陶器に太鼓の皮が張られ、中央に1本の棒を通したもので、
ぬれた手で棒をこすることによって表面を共鳴させる伝統的な楽器がありまして、
この楽器を使ってクリスマスソングをみんなで歌うサンボンバが12月に入ると
いたるところで行われてます。
↓サンボンバ屋さん
 
 
 
↓こんな感じでみんなで楽しく歌いまーす!
 
 
 
 
昔はパティオ(中庭)で飲み物とか食べ物とか用意して、焚き火をしてその周りで行われていたと聞きました。
きっとみんなで集まってクリスマスの歌を歌ってたのでしょうね。
すばらしい文化です。ヘレスはサンボンバで特に有名な街です。
私も今年初めてみました!
↓こんな感じです(^^)/
 
↓曲の間にはシェリーをぐびっと(^^)
 
 

ヘレスはいつも音楽であふれてます(^^)
 
ではではまた!
 
 

2013年12月9日月曜日

訂正

ムレタとカポテの説明を逆に書いてしまいました(^_^;)
失礼しました。
 
訂正
→ムレタ(赤い布)やカポテ(ピンクの布)

マイ ムレタ

皆様こんにちは。
先日、以前一度ご紹介した女性闘牛士サンドラ モスコソさんの
イベントに連れて行ってもらいました!
愛好家や近所の方々が集まり、小さな牛で体験闘牛(^^)
びっくりしたのは、ボーリングのマイボールの様に
マイ ムレタ(ピンクの布)やカポテ(赤い布)を持っていること(^^)
 ↓未来の闘牛士?を指導中
 
 
 
 ↓かっこよい立ち姿!
 
 
 
↓この女性の方もすごく上手でした!いつも練習しているのかしら?!
 
 
 
↓みんな楽しく観戦
 
 

↓休憩タイム!写真右上の人だかりは、食べ物や飲み物がふるまわれ
群がる人々。揚げたてのフライや煮込み料理もあって美味しかったです!
 
 

 
↓スペインらしいなぁと思ったのは、サッカーで遊ぶ子たちと
闘牛ごっこして遊ぶ子供達。ヘレスのチビッ子達は元気いっぱいです(^^)
 
 
 
 
 
この日は小春日和の暖かな一日でした。
ではでは、また。
 

 

2013年12月6日金曜日

珍道中

 
今しぇりークラブの社長がヘレスに来ています(^^)
コルドバで待ち合わせをし、この日は小島章司さんの舞台を見に行きました。
↓素敵な劇場!演出なのか公演前に舞台で出演者さんの練習風景。
 
 
 

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
観客も一緒に楽しんでいる素晴らしい舞台でした!
 
実は社長、パリでの乗り換えの際に税関で荷物を忘れ、
セビージャからヘレスに来る時電車の中にコートを忘れたり(^_^;)
奇跡的に終点のカディスでコートが見つかり、無事手元に。
お蔭でカディスの観光ができました(^^)
↓その後色々とボデガめぐりを。因みにこのオレンジのコートを忘れました(笑)
一緒に写っているのは通訳&介護?(笑)の姪っ子さん。
イダルゴ ラ ヒターナにて。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
↓ミゲルさんのかっこいいベネンシアの映像
http://www.youtube.com/watch?v=PhOvG1vgyi4&feature=youtu.be
 
↓グッティエレス コロシア
私の尊敬するフアン カルロスさんと娘さんのカルメンさん。
相変わらず美しい!
 
 
 
 
家族経営のすばらしいボデガです!
 
ではでは、また!

2013年12月4日水曜日

こるどばの美味しいもの

皆様こんにちは!

コルドバの名物料理をいくつかご紹介します!

 

 
 

↑Rabo de Toro(牛テール煮込み)

たまりません…。やめられません…(^^)

 

 

 
 

↑Gachas

コルドバのデザートでアニスが入っているくずきりみたいな感じのもの。

その下にはクルトンが入ってました。

その上にArropeというPXをつめたものをかけて食べます。

なんか懐かしい味。

 

あと、写真はないのですが、コルドバで有名なもので

"フラメンキン"というロールカツみたいなのもあります。

 

↓メスキータの横にあるトルティージャとサルモレホの有名なお店。

 Bar Santos.

 

 
 
 
 
 

 

 ↓トルティージャ超分厚いです(^^)

 
 

 

↓コルドバで有名なサルモレホと一緒に。トルティージャにかけて

食べたら美味しかったです。

 

 
 

 

 

 ↓そして、FINO EN RAMAをば。入れ物小さすぎ!これで1.5€は高すぎです・・・。

 
 

 

 

↓そして偶然入ったCalle Judiosにあるバル"BODEGA BUZMAN"

ここのFINO美味しいですよ(^^)/

 
 

 

ではでは、また。 

 

 

 

 

 

2013年12月1日日曜日

モンティージャのワイン

週末、Cordobaから車で30分ほど南に行ったところにあるMontilla Morilesの

Bodegas Toro Albaláに見学に行きました。

 

 
 

 

初めてのMontillaBodegaすごく楽しみでした!

因みに"Amontillado"の語源の"A Montilla ado(Montillaに似たワイン)"の由来の場所です。
この場所のワイン造りの歴史も古く、シェリーと似たワインが造られています。

シェリーとMontillaのワインの大きく違う点は、

1.  シェリーは3種類の葡萄(パロミノ・ペドロヒメネス・モスカテル)で造るの
ですが、Montillaは全てのタイプをペドロヒメネスのみで造ります。
2.基本的には酒精強化はしません。
その他は殆どの工程は同じです。
↓入口を入ると

 

 

 
 
 

 

中は緑に覆われ、鳥が囀り、猫がのんびりくつろいでいる、とっても素敵なボデガです!

3時近くになるといつも近所の人がやってきておしゃべりして帰るそうです。

とても暖かな方ばかりで、皆さん家族の様に仲良し(^^)

本当にアンダルシアの人は優しく明るい方ばかり!大好きです。

 
 

 ↓オーナーの奥さんと従業員の方々。美人さん揃い(^^)

 

 
 

 

 
 

貯蔵庫は一段低い場所に作られています。ここでもアルベロという
砂が敷かれていて、湿度を保つために水がまかれます。 

以前このボデガの場所はいくつかの村に電気を送る工場だったそうです。
なので、ここのvinoは"EL vino electrico"といい、
こんなかわいいボトルに入ってます♡↓

 

 
 

  

 ↓手作業でのラベル張り。一つ一つ最後まで丁寧に造られています。

 

 

 
 

 

 
 

 

 
 

 

↓1946年PX。お、お、美味しい♡

 

 
 

  

  

↓そして一番興奮した場所が・・・ここにある博物館!沢山の本と資料。

全てここのオーナーの方が収集されたものだそうです。貴重な品々がいっぱい!

1日中見ていたい感じです(^^)

 

 

 
 
 
 

 

とてもいい勉強になりました。ボデガの皆さん、ありがとうございました!

 

Bodegas Toro Albalá

http://asia.toroalbala.com/