2014年10月31日金曜日

チピオナのモスカテル

皆様こんにちは晴れ
今日はMoscatelで有名な町Chipionaのボデガをご紹介。
見学させていただいたのは"Cooperativa Católico Agrícola"
1922年創業
先ずはLagar(圧搾所)や発酵層のあるボデガへ
 
 
 
↓社長のFranciscoさん
 
 
 
 
↓CapatazのBaldomeroさん
 
 
 
Moscatelは所謂マスカット
日本でマスカットといえば、Moscatel de Alexandriaですが、
こちらは"Moscatel de Chipiona"
海に近いこの地域の土壌は"ARENA"という砂質で
Moscatel栽培にはとても適した土壌。
収穫時の糖度は約13ボーメ。(因みにPalominoは11くらい)
天日干しにした後は25~7ボーメまで上がります。
天日干しにすることを"Soleo"と言いますがChipionaでは"Pasil"
というそうです☀
こちらで作られている商品は↓
 
 
 
Moscatelは甘口で香りがとてもよく、食後にデザートと合わせてお勧めです♡
このBodegaは"Museo de Moscatel"(モスカテル博物館)を2年前にオープンしました。
↓ここではFranciscoさんの息子さんのSamuelさんが働いています。
 将来が楽しみですね!しかもイケメンです(^^)
 
 
 
↓見て見たかった木製のJarraを発見!かなり重いそうです…。
 昔の人は大変でしたね。
 
 
 
その隣には、Despachoがあり、1杯40センティモ(60円くらい)で飲めます♡安!
ちょっとしたおつまみもあります。
↓おじさん率200%(^^)
 
 

↓気持ちよくくつろげる場所です。
 
 
 
"Chipionaでモスカテルを使った料理はないですか?"と聞いたところ、
このボデガでは"Carne al Moscatel"をお祭りの時にふるまうそうです。
食べに行かなくては!
帰り、バスの待ち時間に見つけたMoscatelを使った1品。
"Albondigas de Corvina y Gambas en salsa de Moscatel"
Moscatelを使ったTapa選手権で優勝した1品とのこと。
 
 
 
ChipionaへはJerezからバスで約1時間。
このボデガのHPは↓
 
ではでは、また!

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